タトゥー・刺青・アートメイク除去
タトゥー・刺青・アートメイク除去
タトゥー・刺青は、皮膚にインクもしくは、墨汁を注入することで、半永久的に模様や色を残します。真皮内に注入するため、年齢を重ねても消えることは、絶対にありません。 若い頃に、勢いや、もしくはファッション目的で入れた刺青も、数年後、転職や、結婚、子供の成長に伴い、刺青を消したい、目立たなくしたい場合には、医療機関での治療が必要になってきます。当院では、刺青の色や大きさ、場所、インクの材質によって、最新のQスイッチYAGレーザー・ピコレーザーを使った刺青レーザー除去術、メスを使って刺青を切り取る刺青切除術組み合わせて、治療を行っています。
アートメイクは、刺青・タトゥーよりも皮膚の浅い層にインクが入っていることがほとんどです。
そのため、タトゥーよりは治療回数が少ないです。
ただ。アートメイクの色素によっては、金属が含まれていることがあります。その場合、レーザー照射することで、変色することがあります。
当院では、Q スイッチNd:YAGレーザー、Qスイッチルビーレーザー、ピコ秒レーザー(Nd:YAGレーザー)を使用しています。状態に応じて、適切なレーザーでの治療を行なっております。
タトゥー・アートメイクレーザー除去は公的医療保険が適用されない自由診療です。
標準的な費用 | 451円/m2〜 |
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副作用 | 色素沈着、色素脱失、熱傷、瘢痕など |
注意点 | レーザー施術後軟骨塗布が必要となる期間がございます。 |
YAGレーザーの波長は、532nmと1064nmがあります。ルビーレーザーの波長は。694nmです。
532nmの波長は、赤・オレンジ・黄色・紫
694nmの波長は、緑、青、紫、黒
1064nmの波長は、黒(青、緑、紫も可)色を得意としています。
また、波長により皮膚の深達度が異なります。
刺青の色や状態に応じて、Qスイッチレーザー、ピコ秒レーザーのパルス幅と、波長を選ぶことで、より治療期間を短くすることを努めています。
刺青の色を選ばない刺青切除術と違い、刺青除去にレーザーを用いた場合は、刺青の種類や色によって、効果に差がみられます。
切除では困難な広範囲な刺青の除去、メスを入れたくない方、仕事や学校でダウンタイムが取れない方に適した治療です。
また、当院では、レーザー治療の効率を高める効果がある「PFDシリコンパッチ」を導入しております。レーザーの照射前にPFD液を皮膚に塗布し、その上にシリコンパッチを貼って治療を行います。
PFDシリコンパッチを使用すると、レーザー照射直後のホワイトニング(白色変化)が起きづらくなり、同日に複数回照射することが可能となります。タトゥー色素の破壊率が高まるだけでなく、表皮を保護しながら治療できるため、通常よりも高出力で照射することも可能です。
皮膚のダメージを少なくしながら、タトゥー除去に至るまでの通院回数を少なくすることができます。
治療に必要な回数を予測することが困難であること
1
カウンセリング
刺青の場所、大きさ、色、墨汁かインクかで、治療の可否、治療回数が変わってきます。診察の上、治療回数や費用、場合によっては、切除法など別の施術をご案内します。
2
麻酔
刺青の治療の際には、局所麻酔薬入りの塗り薬を使いますが、治療範囲が広い場合には、局所麻酔を併用します。(別途料金がかかります。)
3
レーザー照射
適切なレーザー出力で、刺青部にクーリングを行いながら、照射して行きます。一秒間に2~3発照射できるので、短時間での治療が可能となりました。
4
照射後処置
ステロイド入りの軟膏を塗布し、その上から、テープを貼ります。
5
術後注意点
刺青レーザー照射部位に熱感が出てきます。自宅でしっかりとクーリングを行ってください。 患部の肌が敏感な状態がしばらく続くので、2週間程度、強い日焼けは避けてください。
タトゥー切除は公的医療保険が適用されない自由診療です。
標準的な費用 | 150,000円〜 |
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副作用 | 瘢痕、感染、血腫、創部離開、ケロイド、肥厚性瘢痕など |
注意点 | 患部に負担となる行為は制限を設けることがあります。 |